飛騨の冬の日

※データ復元版

どうもHIDe And 4eek(ハイドアンドシーク)です。

やっと寒さも本番。冬が始まりましたね。昨日の夕方から高山市街地は雪が降ってきて今シーズン初雪でした。

さて今回は、飛騨で過ごす私たちの日常についてお話ししたいと思います。その中でも冬の過ごし方についてです。

冬といえばやはり雪。高山、飛騨地区は岐阜県の中でも無類の雪国です。例年積雪は大体市街地で30cm前後で多い時は50cmを超える日も少なくありません。また飛騨地域は盆地で山に囲まれているため山間部は1mを超えるような豪雪地帯でもあります。そのため雪、寒さに合わせた暮らし、知恵、遊びがたくさんあります。

外に出ればまず、雪合戦、雪だるまを作る子供達、この光景はいつまでも変わらず懐かしい気持ちと楽しさ、ワクワクが湧いてきます。その中でも特にウィンタースポーツは盛んでスキー、スノーボードなどは小学校の頃から学校の授業、行事の一環として行ってきました。(現在はどうかわからないですが、少なくとも25歳の私の小学校時代は!)

大人になった今でも、スキー場に行ってウィンタースポーツを楽しみます。

そして雪が多い日、積もった日は大人も総出で家の前の雪かき。そこでは近所の人たちの交流や周りを気遣う姿が多く見られます。この日常が子供の頃は当たり前だったけど、今思うと本当に素晴らしいことだと思います。相手を想う気持ち、助け合い、雪国ならではの光景です。

更に昔から飛騨の冬は寒さが厳しく、食文化にも特色があります。保存食文化が発達したのも寒い冬を乗り切るためだと言われています。特に温かいものを頻繁に食し、郷土料理の漬物ステーキ、朴葉味噌は定番です。他にも鍋、塩ぶりなど先人からの知恵が現在でも受け継がれています。食も魅力的な飛騨です。

飛騨の冬は、先人の知恵、遊び、楽しさが多く詰まっています。さらに古い街並み、自然などの雪景色も美しく心惹かれるものがあります。

飛騨で暮らす方は勿論、飛騨に訪れる方、今年の冬も満喫しましょう。